本日は二手に分かれ、自分は
家具移動2件、神社でお焚き上げ、コンテナへの
積荷作業の一日でした。

お焚き上げは不用品で出たモノの中で、お客さま
からご希望がある場合、神社に持ち込み、お焚き上げ
させていただくものです。

お焚き上げは、神社の庭で、庭燎を焚く事と
仏教の護摩を焚くことが結びついて、
魂を天に送り出す行事となったのが由来だとか。

神事的には、火の神の力で天界へ還す、
仏事的には思いが込められたもの、魂が宿ると
されているものに礼を尽くし、浄化によって、
天界へ還す意味があるそうです。
(日本では「万物に霊魂が宿る」信仰や、
道具が古くなると神様になる、という俗説などが
あるからですね)

自分自身はお焚き上げというのをした事がないので、
「お焚き上げ=人形」
のイメージしかなかったのですが、
“故人が使い込んでいた物”や“大切にしてきた物”、
“知人などからの頂き物”、
など、ゴミとして処分するには少しためらってしまう物
もお焚き上げできるんですね。

お焚き上げは、日本の美しい伝統であるとともに、
断捨離を後押ししてくれる良い習慣かもしれないなあと
思いました。

折角神社に立ち寄ったので、手を合わせてお参り
して帰りました。
そんな一日でございました。