本日はバラシ作業が多かったので
その事についてコメントします。

バラシとは家具などを壊すことなんですが、
叩いたり切ったり、バールでこじったり
ネジを緩めたりなんだりかんだりで、
結構手間が掛かります。
構造によりけりですが、ポケットコイルの
ベッドマットなどは、1~2時間は掛かります。

この手間作業が必要になるのは大体2つありまして、
一つは家具が大きくて搬出出来ないとき。
二つ目は処分場にそのままでは持ち込めない場合です。
いわゆる、「処理困難物」に該当するものですね。

宇都宮市では下記のように説明されています。
>>
重さが100kg、長さが2.5mを超えるごみなど、市の施設で処理が困難なごみは、収集も清掃センターへの持ち込みもできません。処理困難なごみは、販売店や宇都宮市の許可業者に依頼してください。

処理困難なごみの例として、スプリング入りのマットレスやソファー、ピアノ、エレクトーン、ドラム缶、瓦、タイヤ、耐火金庫、サーフボード、コンクリート製品、薬品類、消火器、プロパンボンベ、オートバイなどがあります。<<

不用品処分で日常的にお問合せ頂くのが、上記にもある
ベッドマットとソファです。
お客様としては、巨大なタンスがイケルのならば
同じくらいのサイズのこれらもイケルだろうと、
普通の家具と同じ感覚で粗大ごみに出したり、
クリーンセンターに持ち込んだりされるのですが、
すんでのところでNOを食らって、面食らって
しまう事も多いようです。

なぜこれらが処理困難なのか?
それは中に金属が入っているからで、燃えるごみと
燃えないゴミが合体してるような状態だから
なんですね。
混ぜればゴミ、分ければ資源~ってやつです。

だからこれを取り出さなければならない。
でも市の方でそれをするには手間が掛かりすぎるので、
そこは業者の人に頼んでください~となるのです。

個人的にバラシ作業は、プラモデルをいじっているのと
同じ感覚で見ると楽しいので、男の人なら
好きな人もいるのでは?と思いますが、
ただの作業としてだけみると、パワーも使うし道具も
無ければできない厄介な作業と言えます。

だからこうして日々ご依頼を頂くんだと思います。
ただ、中には剛の者もおりましてご自身でスプリングを
剥ぎ、尚且つサンダーで何分割にもされたお客様も
おりました。(そこまでやったけど、運べないとのことで
オファーをいただきましたが・・)

上記のモノ以外でも、これはどうなんだろう?と
分からないものが多々あるのが不用品の世界です。
二度足を踏まない為にも、迷われたらお気軽にご一報ください★