皆様におかれましては、輝かしい新年を
お迎えのこととお喜び申し上げます。

また、旧年中は、多大なるご尽力をいただき、
本年も、更なるサービスの向上に努めて参りますので、
より一層のご支援、お引立てを賜りますよう
お願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、
新年のご挨拶とさせていただきます。

・・・と、新年最初なので型通りに
書いてみました(∩´∀`)∩
これだけだと味気ないので、今日は
正月的な小話を書きますね★

正月ネタで思いつくのが、自分は七草がゆ
です。皆さんは毎年食べてますか?
(私は食べた事がありませんw)

なんだか分からないけどその辺に生えてる
雑草を混ぜてワイルドに粥を喰らう、という
男気溢れる伝統、くらいに理解している自分なのですが、
多分違いますよね?
例のごとくググッてみました。

七草粥とは、人日の節句(1月7日)の朝に
食べる行事食とのこと。

春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、
一年の無病息災を願って1月7日に食べられるようです。
正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われます。

その起源は古く、以下のような説話があるようです。

>>御伽草子の七草草子に、説話が語られている。

  唐の楚国に、大しうという親孝行者がいた。

両親はもう百歳を越し体がままならず、
そんな両親を嘆き悲しんだ大しうは、
山に入って21日間もの苦行を行い祈願した。

「私に老いを移してもいいのでどうか両親を
若返らせてください」
そこに天上の帝釈天からお告げがあった。
「そなたの願いを聞き入れた。須弥山の南に
齢8000年の白鵞鳥がいるが、この秘術をぬしら
親子に授ける。ついては、

・毎年春のはじめに七種の草を食べること。
・1月6日までに7種類の草の集めておくこと。
・次の時刻に柳で作った器に種を載せ、玉椿の枝で叩くこと。

酉の刻から芹
戌の刻から薺
亥の刻から御形
子の刻から田平
丑の刻から仏座
寅の刻から菘
卯の刻から清白

・辰の刻からこれらの種を合わせ、東から清水を汲んできて、
これを煮て食べること。

一口で10歳、七口で70歳若返るので、

ついには8000年生きることができよう。」

大しうはこの教えを繰り返し暗唱すると、
この日は正月であったのですぐに山を降りて
7種類の草を集め、6日の夕方から教えの通り、
不思議な心持ちで夜通し草を叩いた。

朝になり、東から汲んだ水で炊いて両親に
食べさせたところ、たちまち若返ったのはいうまでもない。
これが世に伝わり、噂を聞いた当時の帝は
この親孝行に感動して位を譲った。
メデタシメデタシ by御伽草子の七草草子

すなわち、七草の由来とともに、ここでは親孝行の
功徳を説いた話だったようです。

なんだかありがたそうなお粥なので、
自分も今年から食べてみようと思います!

という事で、今年もよろしくお願い致します<(_ _)>