本日は一軒家まるごとの不用品回収を
行いました。
上下階全部、どの部屋も満載にモノが
ございますので、かなり大型の現場です。今日は4日間を予定しているうちの2日目でした。
作業としては5名6時間半、トラック2台、
軽トラック1台、軽バン1台分の
量となりました。

比較的大きな家具が少なく、細かいモノが多い
現場なので、仕分けで時間が掛かりました。

お客様の方である程度仕分けしておいていただける
場合でも、一応チェックする為、適正に
処分するにはどうしても手間暇が掛かって
しまいます。
(例えば、段ボールが束ねられている場合
でも、段ボールによく似た紙が混じっている
事があるので、そういうのを分けます)

限りある地球の資源、捨てればゴミ、使えば
資源、ですよね!
と、書いていていつから今のようにリサイクル
という言葉が使われるようになったのだろうかと
気になったので調べてみました。

どうもリサイクルの概念や意識が導入された
歴史は古くなく、高度経済成長期に起こった
オイルショックの翌年、1974年に元東大教授の
方が市民活動団体に「リサイクル運動市民の会」
という名前を付けたことが発祥といわれている
ようです。

その背景は、高度経済成長に伴って大量消費が
可能となり、廃棄物の排出量は増加の一途でした。
急激な廃棄物の増加は、処理能力や処分場の
容量を超えて、廃棄物があふれかえさせ、東京や大阪など
の大都市では、最終処分場の建設をめぐって住民と行政の激し
い対立や処分場近辺の環境悪化などが出現し、
大きく社会問題化したようです。

特に処分場近辺の環境悪化はすさまじく、
1965年、東京都の最終処分場である「夢の島」
では大量のハエが発生し、風に乗って住宅地を
ハエの大群が襲うという事件が発生した模様Σ(゚д゚lll)イヤダー!

当時は収集した廃棄物を焼却せずに埋め立てていた
為、生ごみなどが発酵分解を続け、悪臭や害虫の
温床となっていたのです。ハエについては都の
消毒作業では追いつかず、警察や自衛隊が出動し
処分場自体を焼き払う焦土作戦という対応で
何とかおさまりましたが、その深刻さが分かる事例です。

こうした歴史を経て、循環型社会形成推進基本法を
始めとする廃棄物循環政策に関する国の法整備も進み、
容器包装リサイクル法や家電リサイクル法
といった各種リサイクル法が成立しました。

国の循環政策の社会基盤が整えられたのは2000年
とのことですので、案外近いですよね。

と、ほぼ引用でしたがそういうことらしいです。
明日から再度襟を正し、適正にリサイクル
出来るよう業務に励むとします★